2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「複雑さ」の生み出す、おもしろさと絶望感 『石の花』 

複雑な様相を呈する(つまり込み入った)話というのは得てして嫌煙されがちだ。とくに最近は、社会、あるいは世の中が複雑化しているために―事実は元から複雑だった部分も少なくないのだろうと思うけれど―世間的にそれに辟易している気もあって、複雑な話と…

稲刈りに行ってきた

司馬遼太郎は人の相貌を見ることでその人がどこの出身か(どの土地の血筋を引いているのか)当てることが得意だったという。『街道をゆく』シリーズの第1巻「甲州街道・長州路ほか」で司馬氏が書いていた長州人(山口県人)の顔によく見られる特徴というの…